Leadership Development Working Group/Purpose and Structure/ja: Difference between revisions

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{{anchor|1. Why create a working group? Why ''now''?}}
<h2 style="border:none;font-size:2em;">1. どうして作業部会を作るの? なぜ ''今''?</h2>
[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/10|運動戦略能力開発ワーキンググループ]]によると、コミュニティ主導のユニットを作ることで、リーダーシップ開発活動が "運動戦略の提言に沿って開発され、長期的に持続し、コミュニティへのインパクトと戦略的方向性を念頭に置いて継続的に評価され、改善される "ことになります。


コミュニティ開発チームは、運動の組織統治と意思決定について、運動憲章の枠組み文書を含め、多くの作業が進行中であると認識しています。この作業部会はこれらの問題に対する最良のアプローチを決定するグローバル評議会の正式な制定構成を待ち、変更もしくは(訳注:後者と)置き換える可能性があります。しかしながら、現状でやりかけの作業があり、コミュニティ開発チームとしてはそれ自体の作業ばかりでなく、コミュニティグループの求めに応じて重要な指針を提供する存在として、当該作業部会を置くと理想的であると所存します。そうすることで、長期的なプロセスや道筋の定義が進む今、全員がより良い仕事をできるようになるからです。
<h2 style="border:none;font-size:2em;">1. どうしてタスクフォースを作るの? どうして ''今''?</h2> [[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/10|運動戦略能力開発ワーキンググループ]]によると、コミュニティ主導のユニットを作ることで、リーダーシップ開発活動が "運動戦略の提言に従って開発され、長期的に持続し、コミュニティへのインパクトと戦略的方向性を念頭に置いて継続的に評価され、改善される "ことになります。


指導者養成作業部会は、[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Ensure Equity in Decision-making|意思決定における公平性]]を促進します。フォーラムすなわち知識と経験の中心で、実践の共同体となる場を創設します<!-- 原文ママに。論旨が変わってしまうため。 -->。この作業部会は、資源配分を含む分権と権限共有の要素<sup>※</sup>が決まりしだい、適宜、意思決定権を与えられます。当部会は、勧告、ガイドライン、提案を作成します。作業部会の提案では、施行イニシアティブ<sup>※</sup>の成功に向けた下準備がまだ未完であると明示しています<!-- This proposal for a working group recognizes that there is groundwork that still needs to be done for implementation initiatives to succeed. -->。これには、指導者(リーダーシップ)の定義を共有すること、指導者養成計画の作成が含まれます。(訳注:ここに述べた)この提案は、例えば次のような重要な質問に答えるものです。誰が指導者養成に責任を持つのでしょうか? 優先事項とは? さらに、現存のどんなシステムで指導者を支援するのですか?<!-- This plan answers important questions such as: who is responsible for leadership development? What are the priorities? And what support systems are in place for leaders? -->(※:resource allocation and other aspects of decentralization and sharing power)
コミュニティ開発チームは、運動の組織統治と意思決定については、運動憲章の枠組み文書を含め、多くの作業が進行中であると認識しています。最終的には、グローバル評議会が構成され、これらの問題に対する最良のアプローチを決定する立場になれば、このタスクフォースは変更されるか、置き換えられるかもしれません。しかし、現在進行中の作業があり、コミュニティ開発チームは、タスクフォースがその作業だけでなく、希望に応じてコミュニティグループにも重要な指針を提供する予定です。タスクフォースによって長期的なプロセスや道筋が明示されれば、全員がより良い仕事をすることができるようになります。


{{anchor|2. What will the working group do?}}
リーダーシップ開発タスクフォースは、[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Ensure Equity in Decision-making|意思決定における公平]]に寄与します。実践の共同体であり、知識と経験の中心であるフォーラムを創設します。このタスクフォースは、資源配分や他の分権・権力共有の側面が決まりしだい、適宜、意思決定権を得ます。タスクフォースは、勧告、ガイドライン、提案を作成します。提案では、イニシアティブを成功させるための下準備があることを明示しています。これには、リーダーシップの定義を共有すること、リーダーシップ開発計画を作成することが含まれます。この計画は、次のような質問への回答です。誰がリーダーシップ開発に責任を持つのか?優先順位は?また、リーダーをサポートするシステムはどのようなものでしょうか。 <h2 style="border:none;font-size:2em;">2. タスクフォースは何をするの?</h2>この提案は、過去の調査や会話のレビューに基づいてコミュニティ開発が行いました。<ref>付録:[[Special:MyLanguage/Leadership_Development_Task_Force/Appendix#1._What_has_been_done_ so_far?|これまでに何が行われたか]]をご覧ください。</ref> タスクフォースは作業を開始した後、提案されたタスクを確認し必要に応じて変更します。
<h2 style="border:none;font-size:2em;">2. 作業部会は何をするの?</h2>
この提案は、過去の調査や会話のレビューに基づいてコミュニティ開発が行いました。<ref>付録:[[Special:MyLanguage/Leadership_Development_Task_Force/Appendix#1._What_has_been_done_ so_far?|これまでに何が行われたか]]をご覧ください。</ref> 作業部会は始動すると、割り当てられた一連のタスク案<!-- proposed tasks -->を検討し必要に応じて変更します。


=== A. リーダーシップの定義の共有について起草 ===
=== A. リーダーシップの定義の共有について起草 ===
なぜ、運動にはリーダーシップの定義が必要なの?
なぜ、運動にはリーダーシップの定義が必要なの?


* 今、「リーダー」という言葉について、また、コミュニティにおける「リーダーシップ」の能力向上を支えるモデルについて、誤解がありがちです。<ref>[[Talk:Community Engagement/Leadership Development Dialogue#Diverse%20forms%20of%20leadership|Leadership Development Dialogue Talk Page: Diverse forms of leadership]]</ref>
* 今、「リーダー」という言葉について、また、コミュニティにおける「リーダーシップ」の能力向上を支えるモデルについて、誤解がありがちです。<ref>[[Talk:Community Engagement/Leadership Development Dialogue#Diverse forms of leadership|リーダーシップ開発対話トークページ: リーダーシップの多様な形]]</ref>
* 「リーダー」や「リーダーシップ」の定義が共有されていないと、誤解が生じます
* 「リーダー」や「リーダーシップ」の定義が共有されていないと、誤解が生じます


定義を考えるにあたって、どのようなことが必要でしょうか?
定義を考えるにあたって、どのようなことが必要でしょうか?


* リーダーシップのタイプ、コアリーダーシップスキル、リーダーシップパスなどの定義を含む[[:en:Taxonomy|分類法]]または用語集を作成
* リーダーシップのタイプ、核となるリーダーシップ技術、リーダーシップの方法など[[:en:Taxonomy|分類法]]または用語集を作成
* 異なる文化的背景を持つ人々がリーダーシップについて同じように理解できるように、定義について認識を高める<ref name=":0">[https://docs.google.com/document/d/1DiV8IjYg_YjL_UufZdJjPr4bvLHL0cuoq9gEc8AJH-U/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Local capacity assessment]</ref>
* 異なる文化的背景を持つ人々がリーダーシップについて同じように理解できるように、定義について認識る<ref name=":0">[https://docs.google.com/document/d/1DiV8IjYg_YjL_UufZdJjPr4bvLHL0cuoq9gEc8AJH-U/edit February 2021 Follow-Up Conversations: ローカルに潜在する能力を調べる]</ref>
* リーダー候補、既存のリーダー、またはリーダー育成者として、リーダーシップに関心を持つボランティアのコミュニティの育成を支援<ref name=":0">[https://docs.google.com/document/d/1DiV8IjYg_YjL_UufZdJjPr4bvLHL0cuoq9gEc8AJH-U/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Local capacity assessment]</ref>
* リーダー候補、既存のリーダー、またはリーダー育成者として、リーダーシップに関心を持つボランティアのコミュニティの進展を支援<ref name=":0" />


定義されるべきは?
定義されるべきは?
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* 良いリーダーシップ:良いリーダーとは?
* 良いリーダーシップ:良いリーダーとは?
* リーダーシップスキル:リーダーのスキル、資質、および/または価値観とは?
* リーダーシップスキル:リーダーのスキル、資質、および/または価値観とは?
* リーダーシップへの道:運動の中で、リーダーシップをゼロからつくるにはどうすればいい?どのような役割?なんと呼ばれるべき?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Leadership pathways: what leadership pathways or roles exist in the movement? Which leadership pathways need to be created? Which leadership pathways need to be named and recognized?</span>


草案はまだ真っ白です。何から始めればいいでしょうか?
<span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">What happens with this draft?</span>


* 定義の草案はMeta-wikiに掲載され、査読と改良のために公開される予定です。これは、コミュニティ開発チームの作業の指針となるものです。また、コミュニティグループでも使用することができます。
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">The draft definition will be placed on Meta-wiki and open for review and refinement. It will guide the Community Development team in its work. It can also be used by community groups</span>


=== B. リーダーシップ開発計画の作成 ===
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">B. Create a Leadership Development Plan</span> ===
なぜ、運動にはリーダーシップ開発計画が必要なのでしょうか?
<span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Why does the movement need a leadership development plan?</span>


* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Leaders are considered a key success factor for any project. Our movement has not had a unified structure for systematically building leadership skills and cultivating new community leaders</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Community Health/3|Community Health R3: Building the leadership of the future]]</span></ref>
* どのようなプロジェクトでもリーダーは重要です。運動にはリーダーとしての能力を体系的に高め、新しいコミュニティ・リーダーを育成するための統一的な仕組みがありませんでした。<ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Community Health/3|Community Health R3: 将来のリーダーを育成]]</ref>


リーダーシップ開発計画の例です。(以下は完成したリストではありません)
<span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">What could a leadership development plan include? (This is not a complete list.)</span>


* 目標とビジョン:リーダーシップ開発の方向性と成果は?質的にも量的にも、具体的な目標は?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Goals and vision: what is the direction and outcome for leadership development? What are concrete goals, both qualitative and quantitative?</span>
* 役割と責任:リーダーの育成、資金調達、支援、評価に責任を持つのは誰?どこから、誰が、イニシアチブを形成することができる?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Roles and responsibilities: who is responsible for developing, funding, supporting, and evaluating leaders? From where and who can form initiatives?</span>
* リーダーとしての役割や道筋へのアクセス:リーダーとして背中を押す人や、周りの人の状態は?どのようにしてリーダーシップの役割や道筋にアクセスすればいい?どのようにすればより多様なリーダーシップを開発することができる?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Access to leadership roles or pathways: how are leaders encouraged and identified as leaders? How do people access leadership roles or pathways? How can more diverse leadership be encouraged?</span>
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Valuing leaders: how do leaders know they are valued? What are the benefits of leading?</span> <ref>[[Talk:Community Engagement/Leadership Development Dialogue#The%20Wikimedia%20MOVEMENT%20is%20one%20thing%2C%20the%20Wikimedia%20FOUNDATION%20is%20another|Leadership Development Dialogue Talk Page: Movement versus Foundation]]</ref><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Partnerships/11| Partnerships R11: Invest in the leadership potential of community members]]</span></ref><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Movement Learning and Leadership Development Project/What we learned#Barriers%20to%20Engagement|Movement Learning and Leadership Project: What we learned]]</span></ref> 
* リーダーを評価する:リーダーは自分が評価されていることをどのように知るのでしょうか?リーダーであることの利点は? <ref>[[Talk:Community Engagement/Leadership Development Dialogue#The%20Wikimedia%20MOVEMENT%20is%20one%20thing%2C%20the%20Wikimedia%20FOUNDATION%20is%20another|リーダーシップ開発対話トークページ: 運動 vs 財団]]</ref><ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Partnerships/11| Partnerships R11: コミュニティメンバーに内在する潜在能力に気付こう]]</ref><ref>[[Special:MyLanguage/Movement Learning and Leadership Development Project/What we learned#Barriers%20to%20Engagement|運動 学習とリーダーシッププロジェクト: 教訓]]</ref> 
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Identifying leadership skill needs and assets: how can needs assessments be conducted to identify what leadership skills are needed?</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Transition/Follow-up events/Cluster C| Follow-up events/Cluster C]]</span></ref> <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">How can existing leadership development assets be collected and shared?</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">See the related work from the [[Special:MyLanguage/The Capacity Exchange|Capacity Exchange]], an ongoing community project which is piloting a platform that matches capacity building needs with assets</span></ref><ref>[https://docs.google.com/document/d/1DiV8IjYg_YjL_UufZdJjPr4bvLHL0cuoq9gEc8AJH-U/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Local capacity assessment]</ref><ref>[https://docs.google.com/document/d/1CK0PicrbA-y54S1T83zIjFQrRnSxqf8XRW5dDEJkF48/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Leadership development in the movement]</ref>
* リーダーシップ技術の必要性と素質:どのようなリーダーシップ技術が必要かを特定するために、どのような調査をすればよいでしょうか?<ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Transition/Follow-up events/Cluster C| フォローアップイベント/クラスター C]]</ref> 既存のリーダーシップ開発材料をどのように収集し、共有すればいい?<ref>[[Special:MyLanguage/The Capacity Exchange|能力を共有]]をご覧ください。能力開発の必要性と材料をマッチングさせるプラットフォームを試験的に行っています。コミュニティプロジェクトです。</ref><ref>[https://docs.google.com/document/d/1DiV8IjYg_YjL_UufZdJjPr4bvLHL0cuoq9gEc8AJH-U/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Local capacity assessment]</ref><ref>[https://docs.google.com/document/d/1CK0PicrbA-y54S1T83zIjFQrRnSxqf8XRW5dDEJkF48/edit February 2021 Follow-Up Conversations: Leadership development in the movement]</ref>
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Approach to leadership development: do different types of leaders need different forms of support? Who should be taught leadership skills?</span> <ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Reports/Summary of Movement Conversations 2020/Arabic| Summary of Movement Conversations 2020/Arabic]]</span></ref> <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">What methods can be used to develop leaders?</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">See Appendix: [[Special:MyLanguage/Leadership Development Task Force/Appendix#4. Implementation ideas| Implementation Ideas]]</span></ref><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Reports/July & early August Community Conversations Monthly Report#Capacity%20Building| July & early August Community Conversations Monthly Report: Capacity building]]</span></ref>
* リーダー開発のアプローチ:リーダーのタイプによって必要な支援は異なる?リーダーシップ技術は誰に教えるべき? <ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Reports/Summary of Movement Conversations 2020/Arabic| 運動における話し合いの要約 2020/アラビア語]]</ref> リーダーを育成するためには、どのような方法があるでしょうか?<ref>付録: [[Special:MyLanguage/Leadership Development Task Force/Appendix#4. Implementation ideas| 実施のためのアイデア]]</ref><ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Reports/July & early August Community Conversations Monthly Report#Capacity%20Building| 7月 & 8月上旬 コミュニティでの話し合い月報: 能力開発]]</ref>
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Evaluation: how and when can successful leadership development be measured?</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/6| Capacity Building R6: Evaluating capacity building]]</span></ref>
* 評価:リーダーシップ開発は、どの時点で、どのように測定できるのでしょうか?<ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/6| Capacity Building R6: 能力開発の評価]]</ref>
* サポート体制:リーダーにはどのようなサポートが与えられる?リーダーの長期的な持続可能性をどのようにサポートする?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Support systems: what kind of support are leaders given? How can the long-term sustainability of leaders be supported?</span>
* 新人:新人が運動におけるリーダーシップを身に付けるためにどうすればいいでしょうか?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Newcomers: how are newcomers encouraged to discover and consider leadership paths in the movement?</span>
* 資金調達:リーダーシップ開発をどのように支援できるでしょうか?資金は何に使うべきでしょうか?
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Funding: how can leadership development be supported? What are funds best used for?</span>
* 優先順位と展開:「中核となる」リーダーシップ能力とは?<ref>[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/1| Capacity Building R1: 能力開発のための開発能力]]</ref> 限られた資源を優先的に配分するために、複数の取り組みをどのように評価すべきでしょうか?どのようなリーダーシップ開発の取り組みが優先されるべきでしょうか。この優先順位付けは、内容によってどのように違うのでしょうか?地域や状況に応じて優先順位をつけたリーダーシップ開発の投資リストはどうすべきでしょうか。
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Priorities and roll-out: What are the “core” leadership capacities?</span><ref><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">[[Special:MyLanguage/Strategy/Wikimedia movement/2018-20/Recommendations/Iteration 2/Capacity Building/1| Capacity Building R1: Building capacity for capacity building]]</span></ref> <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">How are multiple initiatives evaluated in order to prioritize or share limited resources? What leadership development initiatives are prioritized? How does this prioritization differ across contexts? What might a prioritized list of leadership development investments look like for a region or context?</span>


=== C. リーダーシップ開発の実施を案内する ===
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">C. Guide the implementation of leadership development</span> ===
指導者養成計画を起草した後、作業部会の焦点は施行<sup>※</sup>に移ります。これにはウィキメディア財団が行った施行に関する助言と評価が含まれ、ボランティアの作業部会群や提携団体への助言役に拡張する場合もあります。(※:implementation)
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
After drafting the leadership development plan, the task force will change its focus to implementation. This will include advising and evaluating implementation done by the Wikimedia Foundation and may extend to an advisory role for volunteer working groups and affiliates.
</div>


この段階で、作業部会の権限において<sup>※</sup>指導者養成の優先事項の一部実施を決定できるものとします。タスクフォースの作業の例としては、以下のようなものが考えられます。(※=working group force)
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
At this stage, the task force could decide to execute parts of the leadership development priorities. Examples of the task force’s work might include:
</div>


* リーダーシップの技術ギャップを理解するためのグローバル/ローカルな必要性調査の実施
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* 既存のリソースのデータベースの作成と管理
* Conducting global/local needs assessments to understand the leadership skills gaps
* プログラム作成:メンタープログラム、研修プログラム、技術プラットフォーム
* Creating and maintaining a central database of existing resources
* ローカルなリーダーシップ研修の実施や、助成金手続きの理解に関心を持つ提携団体に、リソース(文書、ネットワーク接続など)を提供する。
* Creating programs: mentorship programs, training programs, tech platforms
* Providing resources (documentation, network connections etc.) to an affiliate who is interested in providing local leadership training or helping them understand grants processes available
</div>
<h2 style="border:none;font-size:2em;"><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">3. How is the task force formed and structured?</span></h2>


{{anchor|3. How is the working group formed and structured?}}
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">A. Composition of the task force</span> ===
<h2 style="border:none;font-size:2em;">3. 作業部会の設定とその構成はどうなるのでしょうか?</h2>
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* Up to 12 members. A group this size can work effectively and efficiently. Total size may be based on interest by qualified individuals
* Members will be a mix of individual volunteers, affiliate volunteers/staff, and Wikimedia Foundation staff (Wikimedia Foundation staff representation will be one person from the Community Development team)
* Aiming for a diverse group across several parameters:
** Region/country
** Language
** Gender
** Emerging communities / established communities
** Wiki projects
** Voices that are not yet included in discussions
** Current and past roles in the organization or community (contributor, functionary, board, staff, committee etc.)
</div>
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">B. Skills and experience of members</span> ===
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* Members will have working knowledge and experience with capacity building and leadership development. This experience can be from inside or outside the movement. Roles that members may have held previously (formally or informally) include: trainer, learning designer, facilitator, organizer, coach, mentor, educator, or leader
* Strong interest in people development, movement sustainability and growth, and strategic planning
* Reliable, responsive, and committed
* Effective communication and collaboration skills
* Ability to work in a cross-cultural, group-work setting
* Language: members do not need to speak English fluently. Translation support can be provided on an as-needed basis
</div>
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">C. Term limit & time commitment</span> ===
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* Task force work will begin in approximately May 2022
* The time commitment is approximately 5 hours per week (this includes the live meetings and asynchronous work); time commitment can fluctuate from week to week depending on the stage of the process
* Term limits will be 1 year each with the option to re-apply. This term limit is set to allow people to exit and avoid burnout
</div>
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">D. Role & responsibilities</span> ===
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* The task force will act as a working group and an advisory committee. The task force is responsible for coming up with ideas, drafting a plan, executing on agreed tasks, and any other required work
* The Community Development team will support the task force by providing a facilitator, translation support, documentation support, and skill development opportunities. The Community Development team is a supporter and enabler, rather than decision-maker and developer
</div>
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">E. Selection of members</span> ===
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* Process
** An application process will be used. Interested and qualified community members are invited to apply
** Applications will be reviewed and scored anonymously by a panel including Wikimedia Foundation staff with a background in learning or leadership development and volunteers with experience in this work. The members of the panel will be publicly identified
* Criteria for selecting members
** Skills and experience: have background and competency in capacity building and leadership development as well as other qualities stated earlier
** Motivation: demonstration of a clear reason for joining the task force
** Commitment: ability to practically, mentally, and emotionally commit the time and effort to the work for a 1-year term
** Self-awareness: ability to reflect on their motivations, strengths, and challenges
** Diversity: representation in language, gender, region, experience, movement role and community
** Individuals under active sanctions by the Wikimedia Foundation or any Wikimedia community are not eligible. Sanctions would include bans (full or partial) or active blocks (full or partial). Prior sanctions and warnings are not a barrier to consideration
* Selection timeline
** March - April 2022: call for application
** April 2022: applications reviewed anonymously by a panel
** Early May 2022: task force announced
** Late May 2022: task force begins work
</div>
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">F. Benefits and stipend</span> ===


=== A. 作業部会の成り立ち<!-- composition --> ===
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Stipend of $100 every 2 months to offset costs of participation. Stipends can be used to pay for childcare, internet, transportation and other costs that make volunteering possible</span>
* 上限12名。グループがこの規模であれば、効果的かつ効率的に活動できる。総人数は、適性な人々から寄せられた関心の寡多により決まる可能性がある。
* <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">Skill development opportunities: task force members will have access to skill building opportunities, including training on topics such as conflict transformation and nonviolent communication. Through their work on the task force, members will also learn (by doing) about group collaboration processes</span>
* 構成員は、個人ボランティア、提携団体ボランティアと職員、ウィキメディア財団職員の混成とする(ウィキメディア財団職員は、コミュニティ開発チームの1名が代表する見込み)。
* 以下の各地域から1名以上(訳注:の指名)を目指す:中東とアフリカ、南アジア、[[ESEAP_Hub|東アジア、東南アジア、大洋州 (ESEAP)]]、[[:w:en:Latin America|ラテンアメリカ (LATAM)]]およびカリブ海地域、アメリカ合衆国およびカナダ、北ヨーロッパおよび西ヨーロッパ、[[:w:en:Central and Eastern Europe|中央ヨーロッパおよび東ヨーロッパ (CEE)]]、中央アジア。
* 複数の属性にわたる多様なグループを目指す。
** 言語
** ジェンダー
** 新興ならびに確立したコミュニティ
** Wikiプロジェクト群
** これまで話し合いに反映されていない意見
** 組織またはコミュニティにおける現職および過去の役割(貢献者、役務者、理事会、職員、委員など)。* 作業部会を組んだ段階で、同部会は協働作業の方式を柔軟に定義できるものとします。これは、例えば下位グループとして地域単位もしくは言語単位を置くこともあり得ます。


=== B. メンバーの技術と経験 ===
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">G. Working process</span> ===
* メンバーは、能力開発とリーダーシップ開発に関する実務的な知識と経験を有していること。この経験は、運動の内外を問いません。メンバーが過去に経験した役割(公式または非公式に):トレーナー、学習デザイナー、ファシリテーター、オーガナイザー、コーチ、先輩、教育者、リーダーなど。
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* 人材育成、運動の持続性と成長、戦略的プランニングに関心を持つこと。
* The task force will work in [[:en:Scrum_Sprint|sprints]]. This involves developing work in small increments and making frequent changes based on feedback
* 信頼性、応答性
* The task force will be supported by a facilitator to support collaboration, decision making, and process management
* コミュニケーションとコラボレーション技術
* The task force will be gathering community feedback throughout its working period to ensure more voices are included. This acknowledges that a relatively small group of community members cannot represent the entire movement
* 異なる人々と働く能力
</div>
* 言語:英語はカタコトで十分です。翻訳サポートは必要に応じて提供します。
=== <span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">H. Support for task force</span> ===
=== C. 任期と作業時間 ===
<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">
* 作業部会の作業開始は2022年5月頃の予定です。
* Facilitation: the task force will have a facilitator who will support the group in smooth collaboration, decision making, process design, and project management
* 拘束時間は週5時間前後(オンラインなど生のミーティングと単独で行う作業を含む)、拘束時間はプロセスの段階により週単位で変動します。
* Documentation: the facilitator and the Community Development team will support the group in documenting its work
* 任期は各1年で、再応募は選択肢とします。この任期は離任により燃え尽き症候群を避けるためです。
* Translation: simultaneous and/or written translation will be provided on an as-needed basis
=== D. 役割と責任 ===
* Coordination and communication: the Community Development team and Movement Strategy & Governance team will provide any coordination, outreach, and communication support
* 作業部会は、作業集団と助言委員会として機能します。作業部会はアイデア出し、計画の草案づくり、合意したタスクの実行ほか必要な作業を担当します。
* Skill development: training on relevant skills will be provided
* コミュニティ開発チームから作業部会に提供する支援には、ファシリテーター(調整役)の派遣、翻訳、文書作成、能力開発の機会があります。コミュニティ開発チームは、意思決定者や開発者ではなく、支援者の立ち位置です。
</div>
=== E. メンバー選出 ===
<h2 style="border:none;font-size:2em;"><span lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr">References</span></h2>
* 手順
** 応募手順を採用します。興味があり要件を満たすコミュニティの参加者の皆さん、ぜひご応募ください。
** 申請の審査と採点には、この仕事の経験があるボランティアおよび学習もしくは指導者の経歴があるウィキメディア財団職員を含む審査会が匿名で担当します。審査会のメンバーは公示されます。審査会は以下の人々で構成します。
::*[[User:Joy Agyepong| Joy N. Y Agyepong]]
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* 選考の判定基準
** 能力と経験:能力開発および指導者養成分野の経歴や能力、また先に述べた他の資質があること。
** 動機:作業部会に参加する明確な理由を具体的に示すこと。
** 責任:1年の任期中、実務的、精神的、心理的に業務に時間と労力を割くことができること。
** 自己認識:自分の動機、強み、課題を振り返る能力。
** 多様性:言語、ジェンダー、地域、経験、運動における役割、コミュニティを代表すること。
** ウィキメディア財団またはウィキメディアの任意のコミュニティによって現行の制裁を課されている個人は対象外です。制裁には、追放(全部または一部)または現行のブロック(全部または一部)が含まれます。過去の制裁や警告は、検討の障害とはなりません。
* 選考スケジュール
** 2022年3月 &ndash; 4月:募集
** 2022年4月:審査会が匿名で応募を審査
** 2022年5月上旬:作業部会の発表
** 2022年5月下旬:同活動を開始

=== F. 利点と必要経費 ===

* 参加費用として2ヶ月ごとに100ドルを支給。保育料、インターネット代、交通費などの費用に充当してください
* 能力開発の機会:作業部会の参加者には能力開発の機会への参加が認められ、主題は紛争の転換<sup>※1</sup>や平和的手段による意思疎通<sup>※2</sup>の研修などを含む見込みです。作業部会の活動を通して、参加者の協働の各種プロセスについても(実地で)学ぶ予定です。(※:1=conflict transformation。2=nonviolent communication。)

=== G. 作業手順 ===
* 作業部会は[[:en:Scrum_Sprint|sprints]](スプリント)で作業を行う。小刻みに作業を展開し、フィードバックに基づく変更を頻繁に加えることになる。
* 作業部会には調整役を割り当て、協働、意思決定、プロセス管理の支援を受けるものとする。
* 作業部会は、より多くの声が含まれるように、作業期間を通してコミュニティのフィードバックを収集するものとする。ここでは、他と比較して参加者が少なめのコミュニティでは運動全体を代弁することは不可能な点を認識<sup>※</sup>している。
(※=acknowledge)
=== H. 作業部会の支援 ===
* 聞き取りと仲介<sup>※1</sup>:作業部会には、円滑な協働<sup>※2</sup>、意思決定、プロセス設計<sup>※3</sup>、プロジェクト管理を支援する調整役<sup>※4</sup>を1名、配置する。
* 文書化:調整役とコミュニティ開発チームは、作業文書化について部会を支援する。
* 翻訳:必要に応じて同時通訳および/または記述翻訳<sup>※5</sup>を提供する。
* 調整と意思疎通<sup>※6</sup>:コミュニティ開発チームと運動戦略・組織統治チームは、あらゆる調整、アウトリーチ、意思疎通を支援する。
* 能力開発:適切な能力<sup>※7</sup>の研修を提供する。
(※:1=Facilitation。2=collaboration。3=process design。4=facilitator。5=written translation。6=communication。7=relevant skills。)
<h2 style="border:none;font-size:2em;">参考</h2>
<references />
<references />

[[Category:Leadership Development Working Group{{#translation:}}]]

Latest revision as of 13:54, 15 April 2023


1. どうして作業部会を作るの? なぜ ?

運動戦略能力開発ワーキンググループによると、コミュニティ主導のユニットを作ることで、リーダーシップ開発活動が "運動戦略の提言に沿って開発され、長期的に持続し、コミュニティへのインパクトと戦略的方向性を念頭に置いて継続的に評価され、改善される "ことになります。

コミュニティ開発チームは、運動の組織統治と意思決定について、運動憲章の枠組み文書を含め、多くの作業が進行中であると認識しています。この作業部会はこれらの問題に対する最良のアプローチを決定するグローバル評議会の正式な制定構成を待ち、変更もしくは(訳注:後者と)置き換える可能性があります。しかしながら、現状でやりかけの作業があり、コミュニティ開発チームとしてはそれ自体の作業ばかりでなく、コミュニティグループの求めに応じて重要な指針を提供する存在として、当該作業部会を置くと理想的であると所存します。そうすることで、長期的なプロセスや道筋の定義が進む今、全員がより良い仕事をできるようになるからです。

指導者養成作業部会は、意思決定における公平性を促進します。フォーラムすなわち知識と経験の中心で、実践の共同体となる場を創設します。この作業部会は、資源配分を含む分権と権限共有の要素が決まりしだい、適宜、意思決定権を与えられます。当部会は、勧告、ガイドライン、提案を作成します。作業部会の提案では、施行イニシアティブの成功に向けた下準備がまだ未完であると明示しています。これには、指導者(リーダーシップ)の定義を共有すること、指導者養成計画の作成が含まれます。(訳注:ここに述べた)この提案は、例えば次のような重要な質問に答えるものです。誰が指導者養成に責任を持つのでしょうか? 優先事項とは? さらに、現存のどんなシステムで指導者を支援するのですか?(※:resource allocation and other aspects of decentralization and sharing power)

2. 作業部会は何をするの?

この提案は、過去の調査や会話のレビューに基づいてコミュニティ開発が行いました。[1] 作業部会は始動すると、割り当てられた一連のタスク案を検討し必要に応じて変更します。

A. リーダーシップの定義の共有について起草

なぜ、運動にはリーダーシップの定義が必要なの?

  • 今、「リーダー」という言葉について、また、コミュニティにおける「リーダーシップ」の能力向上を支えるモデルについて、誤解がありがちです。[2]
  • 「リーダー」や「リーダーシップ」の定義が共有されていないと、誤解が生じます

定義を考えるにあたって、どのようなことが必要でしょうか?

  • リーダーシップのタイプ、核となるリーダーシップ技術、リーダーシップの方法など分類法または用語集を作成
  • 異なる文化的背景を持つ人々がリーダーシップについて同じように理解できるように、定義について認識する[3]
  • リーダー候補、既存のリーダー、またはリーダー育成者として、リーダーシップに関心を持つボランティアのコミュニティの進展を支援[3]

定義されるべきは?

  • リーダー:ウィキメディアにおける「リーダー」とは?[4][5]
  • 良いリーダーシップ:良いリーダーとは?
  • リーダーシップスキル:リーダーのスキル、資質、および/または価値観とは?
  • リーダーシップへの道:運動の中で、リーダーシップをゼロからつくるにはどうすればいい?どのような役割?なんと呼ばれるべき?

草案はまだ真っ白です。何から始めればいいでしょうか?

  • 定義の草案はMeta-wikiに掲載され、査読と改良のために公開される予定です。これは、コミュニティ開発チームの作業の指針となるものです。また、コミュニティグループでも使用することができます。

B. リーダーシップ開発計画の作成

なぜ、運動にはリーダーシップ開発計画が必要なのでしょうか?

  • どのようなプロジェクトでもリーダーは重要です。運動にはリーダーとしての能力を体系的に高め、新しいコミュニティ・リーダーを育成するための統一的な仕組みがありませんでした。[6]

リーダーシップ開発計画の例です。(以下は完成したリストではありません)

  • 目標とビジョン:リーダーシップ開発の方向性と成果は?質的にも量的にも、具体的な目標は?
  • 役割と責任:リーダーの育成、資金調達、支援、評価に責任を持つのは誰?どこから、誰が、イニシアチブを形成することができる?
  • リーダーとしての役割や道筋へのアクセス:リーダーとして背中を押す人や、周りの人の状態は?どのようにしてリーダーシップの役割や道筋にアクセスすればいい?どのようにすればより多様なリーダーシップを開発することができる?
  • リーダーを評価する:リーダーは自分が評価されていることをどのように知るのでしょうか?リーダーであることの利点は? [7][8][9] 
  • リーダーシップ技術の必要性と素質:どのようなリーダーシップ技術が必要かを特定するために、どのような調査をすればよいでしょうか?[10] 既存のリーダーシップ開発材料をどのように収集し、共有すればいい?[11][12][13]
  • リーダー開発のアプローチ:リーダーのタイプによって必要な支援は異なる?リーダーシップ技術は誰に教えるべき? [14] リーダーを育成するためには、どのような方法があるでしょうか?[15][16]
  • 評価:リーダーシップ開発は、どの時点で、どのように測定できるのでしょうか?[17]
  • サポート体制:リーダーにはどのようなサポートが与えられる?リーダーの長期的な持続可能性をどのようにサポートする?
  • 新人:新人が運動におけるリーダーシップを身に付けるためにどうすればいいでしょうか?
  • 資金調達:リーダーシップ開発をどのように支援できるでしょうか?資金は何に使うべきでしょうか?
  • 優先順位と展開:「中核となる」リーダーシップ能力とは?[18] 限られた資源を優先的に配分するために、複数の取り組みをどのように評価すべきでしょうか?どのようなリーダーシップ開発の取り組みが優先されるべきでしょうか。この優先順位付けは、内容によってどのように違うのでしょうか?地域や状況に応じて優先順位をつけたリーダーシップ開発の投資リストはどうすべきでしょうか。

C. リーダーシップ開発の実施を案内する

指導者養成計画を起草した後、作業部会の焦点は施行に移ります。これにはウィキメディア財団が行った施行に関する助言と評価が含まれ、ボランティアの作業部会群や提携団体への助言役に拡張する場合もあります。(※:implementation)

この段階で、作業部会の権限において指導者養成の優先事項の一部実施を決定できるものとします。タスクフォースの作業の例としては、以下のようなものが考えられます。(※=working group force)

  • リーダーシップの技術ギャップを理解するためのグローバル/ローカルな必要性調査の実施
  • 既存のリソースのデータベースの作成と管理
  • プログラム作成:メンタープログラム、研修プログラム、技術プラットフォーム
  • ローカルなリーダーシップ研修の実施や、助成金手続きの理解に関心を持つ提携団体に、リソース(文書、ネットワーク接続など)を提供する。

3. 作業部会の設定とその構成はどうなるのでしょうか?

A. 作業部会の成り立ち

  • 上限12名。グループがこの規模であれば、効果的かつ効率的に活動できる。総人数は、適性な人々から寄せられた関心の寡多により決まる可能性がある。
  • 構成員は、個人ボランティア、提携団体ボランティアと職員、ウィキメディア財団職員の混成とする(ウィキメディア財団職員は、コミュニティ開発チームの1名が代表する見込み)。
  • 以下の各地域から1名以上(訳注:の指名)を目指す:中東とアフリカ、南アジア、東アジア、東南アジア、大洋州 (ESEAP)ラテンアメリカ (LATAM)およびカリブ海地域、アメリカ合衆国およびカナダ、北ヨーロッパおよび西ヨーロッパ、中央ヨーロッパおよび東ヨーロッパ (CEE)、中央アジア。
  • 複数の属性にわたる多様なグループを目指す。
    • 言語
    • ジェンダー
    • 新興ならびに確立したコミュニティ
    • Wikiプロジェクト群
    • これまで話し合いに反映されていない意見
    • 組織またはコミュニティにおける現職および過去の役割(貢献者、役務者、理事会、職員、委員など)。* 作業部会を組んだ段階で、同部会は協働作業の方式を柔軟に定義できるものとします。これは、例えば下位グループとして地域単位もしくは言語単位を置くこともあり得ます。

B. メンバーの技術と経験

  • メンバーは、能力開発とリーダーシップ開発に関する実務的な知識と経験を有していること。この経験は、運動の内外を問いません。メンバーが過去に経験した役割(公式または非公式に):トレーナー、学習デザイナー、ファシリテーター、オーガナイザー、コーチ、先輩、教育者、リーダーなど。
  • 人材育成、運動の持続性と成長、戦略的プランニングに関心を持つこと。
  • 信頼性、応答性
  • コミュニケーションとコラボレーション技術
  • 異なる人々と働く能力
  • 言語:英語はカタコトで十分です。翻訳サポートは必要に応じて提供します。

C. 任期と作業時間

  • 作業部会の作業開始は2022年5月頃の予定です。
  • 拘束時間は週5時間前後(オンラインなど生のミーティングと単独で行う作業を含む)、拘束時間はプロセスの段階により週単位で変動します。
  • 任期は各1年で、再応募は選択肢とします。この任期は離任により燃え尽き症候群を避けるためです。

D. 役割と責任

  • 作業部会は、作業集団と助言委員会として機能します。作業部会はアイデア出し、計画の草案づくり、合意したタスクの実行ほか必要な作業を担当します。
  • コミュニティ開発チームから作業部会に提供する支援には、ファシリテーター(調整役)の派遣、翻訳、文書作成、能力開発の機会があります。コミュニティ開発チームは、意思決定者や開発者ではなく、支援者の立ち位置です。

E. メンバー選出

  • 手順
    • 応募手順を採用します。興味があり要件を満たすコミュニティの参加者の皆さん、ぜひご応募ください。
    • 申請の審査と採点には、この仕事の経験があるボランティアおよび学習もしくは指導者の経歴があるウィキメディア財団職員を含む審査会が匿名で担当します。審査会のメンバーは公示されます。審査会は以下の人々で構成します。
  • 選考の判定基準
    • 能力と経験:能力開発および指導者養成分野の経歴や能力、また先に述べた他の資質があること。
    • 動機:作業部会に参加する明確な理由を具体的に示すこと。
    • 責任:1年の任期中、実務的、精神的、心理的に業務に時間と労力を割くことができること。
    • 自己認識:自分の動機、強み、課題を振り返る能力。
    • 多様性:言語、ジェンダー、地域、経験、運動における役割、コミュニティを代表すること。
    • ウィキメディア財団またはウィキメディアの任意のコミュニティによって現行の制裁を課されている個人は対象外です。制裁には、追放(全部または一部)または現行のブロック(全部または一部)が含まれます。過去の制裁や警告は、検討の障害とはなりません。
  • 選考スケジュール
    • 2022年3月 – 4月:募集
    • 2022年4月:審査会が匿名で応募を審査
    • 2022年5月上旬:作業部会の発表
    • 2022年5月下旬:同活動を開始

F. 利点と必要経費

  • 参加費用として2ヶ月ごとに100ドルを支給。保育料、インターネット代、交通費などの費用に充当してください
  • 能力開発の機会:作業部会の参加者には能力開発の機会への参加が認められ、主題は紛争の転換※1や平和的手段による意思疎通※2の研修などを含む見込みです。作業部会の活動を通して、参加者の協働の各種プロセスについても(実地で)学ぶ予定です。(※:1=conflict transformation。2=nonviolent communication。)

G. 作業手順

  • 作業部会はsprints(スプリント)で作業を行う。小刻みに作業を展開し、フィードバックに基づく変更を頻繁に加えることになる。
  • 作業部会には調整役を割り当て、協働、意思決定、プロセス管理の支援を受けるものとする。
  • 作業部会は、より多くの声が含まれるように、作業期間を通してコミュニティのフィードバックを収集するものとする。ここでは、他と比較して参加者が少なめのコミュニティでは運動全体を代弁することは不可能な点を認識している。

(※=acknowledge)

H. 作業部会の支援

  • 聞き取りと仲介※1:作業部会には、円滑な協働※2、意思決定、プロセス設計※3、プロジェクト管理を支援する調整役※4を1名、配置する。
  • 文書化:調整役とコミュニティ開発チームは、作業文書化について部会を支援する。
  • 翻訳:必要に応じて同時通訳および/または記述翻訳※5を提供する。
  • 調整と意思疎通※6:コミュニティ開発チームと運動戦略・組織統治チームは、あらゆる調整、アウトリーチ、意思疎通を支援する。
  • 能力開発:適切な能力※7の研修を提供する。

(※:1=Facilitation。2=collaboration。3=process design。4=facilitator。5=written translation。6=communication。7=relevant skills。)

参考

  1. 付録:これまでに何が行われたかをご覧ください。
  2. リーダーシップ開発対話トークページ: リーダーシップの多様な形
  3. a b February 2021 Follow-Up Conversations: ローカルに潜在する能力を調べる
  4. 付録: リーダーシップの定義をご覧ください。 前例が掲載されていますが、今後を拘束するものではありません。
  5. リーダーシップ開発についての対話のトークページ:その他のご質問・ご意見
  6. Community Health R3: 将来のリーダーを育成
  7. リーダーシップ開発対話トークページ: 運動 vs 財団
  8. Partnerships R11: コミュニティメンバーに内在する潜在能力に気付こう
  9. 運動 学習とリーダーシッププロジェクト: 教訓
  10. フォローアップイベント/クラスター C
  11. 能力を共有をご覧ください。能力開発の必要性と材料をマッチングさせるプラットフォームを試験的に行っています。コミュニティプロジェクトです。
  12. February 2021 Follow-Up Conversations: Local capacity assessment
  13. February 2021 Follow-Up Conversations: Leadership development in the movement
  14. 運動における話し合いの要約 2020年/アラビア語
  15. 付録: 実施のためのアイデア
  16. 7月 & 8月上旬 コミュニティでの話し合い月報: 能力開発
  17. Capacity Building R6: 能力開発の評価
  18. Capacity Building R1: 能力開発のための開発能力